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「日本版ドラッカー研究所スコア」開発にIP Bridgeが協力しました



株式会社IP Bridge(本社 東京都千代田区)は大和アセットマネジメント株式会社(本社 東京都千代田区)に協力し、2024年3月21日に発表された「日本版ドラッカー研究所スコア」の開発に携わりました。
ドラッカー研究所(米国、カリフォルニア州)は、組織力を高めて社会を強化することを使命とするクレアモント大学院大学にある研究機関であり、米経営学者ピーター・ドラッカー氏が設立した研究機関です。米国のドラッカー研究所スコアは、ピーター・ドラッカー氏が提唱する企業業績に影響を与える 5つの原則に基づいて「顧客満足」「従業員エンゲージメント・人材開発」「イノベーション」「社会的責任」「財務力」を数値化し、米国企業をスコアリングしています。「米国版ドラッカー研究所スコア」は、2017年からウォールストリートジャーナルにて毎年12月に公表がされており、現在では米国企業647社に対して付与されています。

知財の専門家としてスコアの開発に貢献

今回発表された「日本版ドラッカー研究所スコア」は、米国のドラッカー研究所スコアの概念・手法に基づき、さらに日本企業の評価に適したデータを選定したうえでスコア化したものです。大和アセットマネジメントが開発実務を担い、IP Bridgeは企業の技術力の側面を見るInnovation(イノベーション)の数値化貢献しました。
今回開発された「日本版ドラッカー研究所スコア」では、財務的価値で示すことが困難とされている「企業の技術力」を測る手段として、技術を定量的に評価できる特許等の知的財産に着目しています。IP Bridgeは知財の専門家として、各企業が保有する知的財産をスコアに反映させる方法についてアドバイスしました。

日本のイノベーション推進に向けて

「日本版ドラッカー研究所スコア」は、技術力等の市場に顕在化していない企業の潜在的な付加価値を一律の基準の上で見ることができ、投資検討の参考情報として活用できる可能性がある、有望なスコアです。スコアの活用は、市場の活性化、ひいてはイノベーションの促進に繋がる可能性があります。
IP Bridgeはこれからも日本のイノベーション推進、国際競争力強化に引き続き貢献して参ります。

参考情報

「日本版ドラッカー研究所スコア」についてご興味をお持ちの方は、以下のURLをご覧ください。
大和アセットマネジメント株式会社 プレスリリース:https://www.daiwa-am.co.jp/company/press-release/20240321_01.pdf

ドラッカー研究所についてご興味お持ちの方は、以下のURLをご覧ください。
ドラッカー研究所ホームページ:https://www.drucker.institute

本件に係るお問い合わせはこちら:https://ipbridge.co.jp/contact/