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九州大学との工学技術を用いた創薬分野における共同研究について


国立大学法人 九州大学(本部:福岡県福岡市)(以下、九州大学)の岸田教授と株式会社IP Bridge(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 吉井重治)が組成・運営する知財ファンド(以下、IP Bridge)は、工学から創薬へ向けての産学連携に関する共同研究を開始しました。

 

九州大学とIP Bridgeは、製薬企業の新薬開発に向け、工学基礎技術を創薬分野で応用可能な形態へ追加検討を行います。

 

具体的には、岸田教授が研究してきたシリカナノ多孔質体(※1)からなるマイクロカプセル技術(※2)を用いて、化学的・物理的にデリケートな特性を持つ薬効成分等に新たな可能性を模索します。デリケートな特性を持つ薬効成分等を、シリカナノ多孔質体からなるマイクロカプセルを用いることにより、新規なドラッグデリバリーシステムの構築を目指しています。 弊社は、オープンイノベーションに積極的な製薬企業と連携し、実用化に向けて研究を推進します。

 

IP Bridgeは基礎研究を応用研究へとつなげるべく、大学の技術及び知的財産を企業に利用しやすい形で提供し、オープンイノベーションを通じて企業の成長スピードと収益を加速させることに取り組んでいます。

 

※1 ナノスケールの細孔を備える二酸化ケイ素

※2 物質を内包可能な殻構造に成形とする技術

 

【本件に関する問合せ先】 株式会社IP Bridge

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船井電機株式会社から株式会社IP Bridgeが組成・運用する知財ファンドへの特許譲渡について


株式会社IP Bridge(以下、IP Bridge)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 吉井重治)は、IP Bridgeにて組成・運営する知財ファンドに、船井電機株式会社(以下、船井電機)(本社:大阪府大東市、代表取締役 執行役員社長 林 朝則)から同社が保有するスマートフォン等のユーザーインターフェースに関連する特許ポートフォリオを譲り受けることに合意いたしました。

 

IP Bridgeは、船井電機から譲り受けた特許ポートフォリオと既存の特許ポートフォリオとのシナジーにより、潜在的な知的財産の資産価値を具現化し、利用企業との間の適正な関係を構築してまいります。

 

◆IP Bridgeの事業について

IP Bridgeは、特許開発企業が保有する未活用特許を集約し、1)オープンイノベーションによる新規事業化支援、事業化に必要な特許・ノウハウを纏めて提供するワンストップライセンス等を行うイノベーションサービス事業、2)調達した特許に関するライセンスプログラムの設定及び運用を行うライセンス事業、及び3) 産業の発達を阻害するような知財リスクから事業会社を守る防衛事業を柱として事業を展開しております。